いい絵を描いていますか?

絵を描くことの好きな仲間が集まり毎週人物画を探求しています

基礎実技講座デッサン5

対象が織りなす様々な長さの関係をつかむ

デッサン4にて具体的な長さの仕組みができました
例えば頭の大きさ、腕の長さ、胸の幅、腰の高さなどのように・・・
空間的なものの関係や具体的な形がつかめています

でも現実的には長さが平面的ではなく
奥行きだったりや曲がった状態だったり
複雑な仕組みを持っていたりして
多次元的に我々の前に存在しています

この有機的な現実の長さの関係を具体的につかむのが
次の方法です

でっさん5縮小


クロッキーやスケッチなど短時間で対象をとらえる場合などは
この力が要求されています
いわば今までのものの見方を総合したものと考えればいいでしょう

対象の形の特性を大きくつかむことから始めます
形の骨格になるような長さを規準として
並行するものの長さや形を形作る輪郭線などを
測定して描きます

例えばこの図では、牛コツの頭部の向きと大きさ
頭部から鼻先までの形
牛コツの角の大きさと長さと方向性など
具体的なものの大きさや長さをものに即して測定します

輪郭線となると突然細かなニュアンスを描き始めることが多いですが
その見方はただ輪郭線上をなぞっているだけであり
(あくまでも1次元の線の方向と長さをたどっているだけ)
対象の形の関係を捕まえている見方とは大きく違います

形象が生まれてくる要因や形象のもつ力関係などを
つかむことができるのは多次元的な関係を見ることになります

いいクロッキーやデッサンにはそうした力が描かれていますから
巨匠の作品を参考にされるといいでしょう

いいデッサンといわれるものには
いままでの4段階のものを見る力があり
それが総合されて働いている仕事になります

形が生まれてくるところに起つことができます






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