いい絵を描いていますか?

絵を描くことの好きな仲間が集まり毎週人物画を探求しています

形はとれるが色が・・・

長野県飯田市、創造館にて活動している
人物を描く会のブログです
今年12月の人物の会作品展に向かって
日々の活動報告をしています

今日は2017年初めの作品状況です

絵を描き始めて10年くらいの油彩画です

作品№2017,01-4 増田さん

CIMG7463.jpg

今回の絵ではいつも悩む背景を意識してみた
見えるようにではなく、図形とか形を作るつもりで
カーテンや腰かけている台などを変形してみたが・・・・・

何せ今回は3回しか時間がなかったので
十分な仕事にはなっていません(小池筆)


本人が自分の絵についての評価は
形は整ってきたように見える、とのことです
でも色の配色がわからないそうです

きちんとした性格なのか、仕事が設計関係なのか
形、長さの関係を見る力が素晴らしい
定年するまでは一度も「絵」を書いたことがない
まして、デッサンや基本を学んだことがない

昨年の習作展の2点を見ても
いわゆる形の狂いは多くない
細部までしっかりとらえていると見える

それでも、これだけ形のバランスが取れるのは驚きだ
聞いてみると仕事は設計関係ではないとのこと
もっと聞いてみると、子供のころ漫画やイラストなどの
写しを盛んにしていたとのこと

なるほど納得!
№3の大平さんも子供のころ漫画や絵本を
真似て描いていたそうです

子供のころ写すという行為は大きさや長さの感覚や
形を作る各部のバランスを養っています
形へのイメージ力があるからだと思えます
素晴らしい時期です

私などはそうした体験が少なく
絵が描ける友人がうらやましいくらいでした

形が持つ説得力は言葉以上にリアルに物語ります

形で物事を表し意思を伝達してきた「絵」は
過去の事例にもたくさんあります
人間の持つ表現力の大きな力だと思います



増田さんの場合はその形と色が一つになっていません
したがって色は「色付け」になってしまっています
「固有色」は意識していますが
写実が要求する質感や存在感が少なく
ボリューム、空間がなくなってしまいます

平面的になってしまいがちです

色を学びたいという本人の希望は
そこを悩んでいるからでしょう・・・・

表現としては自分の絵に面白みがないと悩んでいるようです
「個性的で心打つ絵が描ける人がうらやましい!」と

今回、基礎講座を理解できれば
見方が少しは進むかもしれませんね

描き方の疑問をいっぱい持っています
一度そこも整理できるといいですね。

「絵」は自分の中から生まれてくれんのだということを・・・・・・
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